日本でキリスト教が広まらないその理由

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 世界でも特異な多神教国、日本


こんにちは、
本日もお越しありがとうございます。


先進国だけでなく、
後進国・発展途上国を含めても
これほど「一神教」が広まらないのは
地球上で日本だけです。

 


ここで言う「一神教」とは
世界でもメジャーな

●イスラム教
●キリスト教
●ユダヤ教


を指します。
その神は同じ「ヤハウェ」の神です。




明治以降、
法律で信教の自由が認められました。


しかも敗戦後、
大量の欧米文化や
キリスト教宣教師が入ってきたのに
なぜ日本はこれほどまでに
キリスト教が広まらならなかったのでしょう?

  キリスト教の伝播(でんぱ)を妨害したいくつかの壁


小鹿的には、
以下に挙げる理由が大きいと考えます。

  理由1:CDベストアルバム好きな国民性


先祖代々クリスチャンの家庭でない限り
どの家にも仏教のお墓がありますよね。


▼こんな形の…



でね、その仏教信仰を貫くなら
理解できるのですが


なんと神社にも拝みに行くでしょ?


本当に信仰心があるなら
一つを貫くはずですよね?


例えば、
◆仏教のお寺やお墓に参るなら
 他は絶対行かないとか、

◆神社へ拝みに行くなら
 他の宗教施設は絶対行かないとか、

◆○○教を信仰してるから
 クリスマスは祝わないぞ…とか、




日本人には、そうした
一つのことを貫く意識が薄いんですよね。


もうCDベストアルバム、良いとこどりです。

(実際には全然良いとこを取っておらず
 思いっきり的を外してますが)


とにかく、国民性で
「多くの神」という概念に
支配されているようです。




  理由2:孤立を恐れる国民性


秀吉の時代に大弾圧があった。
しかしそこからは430年経過しており
その恐怖の記憶は近代以降の日本人には
まったくありません。


なので、
大昔の弾圧の記憶が怖いから
キリスト教を受け入れない…
ということではなく、


「わざわざ少数派に入るのが怖い」
…といった、




孤立を過度に怖がる日本人のキャラ
キリスト教伝播を邪魔している
大きな要素の一つでしょう。


それは特に企業面接で
日本人の性格がよく分かります。




日本以外の国をみますと、
アジアはもちろん欧米の学生は
企業面接で…


自分がいかに人と違うか…

~をアピールします。

   ↓

しかし日本では…

自分がいかに人と一緒か…


~をアピールします。




また面接官も同じで、
日本の企業では個性の強い学生を
面接で不合格にする傾向が強いです。


こうした日本特有の国民性も手伝い、
あえて少数派である
キリスト教への改宗をしにくいわけです。


共同体文化と言いますか、
出る杭は打たれる文化。


そういう思想背景も
Going My Way を
邪魔しているんですよね。



  理由3:先祖のたたりを恐れる


ほとんどの日本人の家庭では
先祖の仏壇がありますね。


そしてお墓もありますが
キリスト教に改宗すると、
その仏壇やお墓をどうするか?
という問題が出てきます。




この処置・処分にも迷うわけです。
仏壇なら電ノコで小さく切って
ゴミの日に出せば解決なんですが
墓石はさすがに迷うでしょうね。


それと先祖のたたりという言葉を
信じてる人も居ますが
そんなもの、ありませんよ。


それは悪霊どもが人間を
イエス・キリストの救いに
あずからせないよう、
嘘を言って騙しているだけなんです。


そのことについては
また別の記事で詳しく説明します。



  理由4:キリスト教が入る以前に大きな壁があった


他にも壁があります。


まず「景教」
(ネストリウス派キリスト教)という
キリスト教の一派が
6世紀ごろ中国に入ったため、


それが同じ時期の6-7世紀
日本にも伝わっているはずだ


という噂もネットでは盛んですね。




しかし、中国に入った記録は
文書や物的証拠に残っていますが
日本に伝わった記録は一切ありません。


また平安時代や鎌倉時代の文献にも
またその時代の遺物にも
「景教」の痕跡は発見されていません。


ですので、景教はおろか、
日本にキリスト教が初めて入ったのは
物的証拠が残っている1549年
当面は固定して考えればOKです。




ですので
イエス・キリストが地上に来られて
1500年以上、日本にキリスト教が
入ってこなかった…


という点では
フィリピンや韓国と同じ条件でした。


しかしその2国との大きな違いは
キリスト教が入るまでの1,500年間、
別の強力な宗教によって

◆一般国民も
◆権力者も
◆政治も


~支配されていた…という部分です。


その強力な宗教というのは、

●仏教
●神道


~の2つです。
 その2つが強力に邪魔しました。

 


それ以外に日本人特有の性格もありますが
上述した

「強力な宗教が存在し、
 庶民・権力者・政治は、
 構造的に支配されていた」


ことも、日本の布教を妨害した
大きな理由の一つです。


ただ、大権力者の中で唯一
織田信長がキリスト教布教に協力し
一気に数十万人に拡大しましたが


その次の大権力者、秀吉が大弾圧を行い、
せっかくのキリスト教拡大ムードを
潰してしまいました。


秀吉も皇帝ネロたちのように
反キリストの一派だったわけです。




  フィリピンはどうだったの?


東アジアで唯一のキリスト教国、
フィリピンは国民の93%がクリスチャン。


クリスチャン人口が約1億人なので、
日本の本州の人口とほぼ同じです。
ものすごい多さですよね。




それほどフィリピンは
ガチのキリスト教国です。


なぜフィリピンはこれほど
キリスト教の布教が成功したのか?


まず、14世紀後半、
ミンダナオ島にイスラム教の
宣教師が来ます。




そして土着宗教の原住民たちの
イスラム教への改宗が進みました。


次に、16世紀初頭、
スペインがフィリピンを占領し
植民地とします。




▲16世紀のスペインは
南米やフィリピンを次々支配し
世界最強でした。


それと同時にフィリピンには
キリスト教宣教師が多数入り、
スペイン政府や
バチカン教皇庁の支援のもと




キリスト教カトリックが
なかば強制に近い形で拡大し
フィリピン国民は改宗します。


それまでにフィリピンでは
イスラム化されたミンダナオ島以外では
土着宗教・原始宗教があるのみで


宗教基盤も組織力も脆弱でした。


そこへ、強力な組織力を持つ
カトリックの強引な布教が猛威をふるい


現在の93%というキリスト教人口を
形成したのです。

*カトリック83%,プロテスタント10%


ちなみにミンダナオ島は15世紀に
イスラム教への改宗が完了し


それが強力な壁となり、
今でもキリスト教人口はわずかです。




  韓国はどうなのか?


韓国のキリスト教人口は30%で、
プロテスタント19%,カトリック11%です


韓国のクリスチャンは1,400万人で、
日本の90万人と比べますと、16倍。
韓国も布教に成功している国と言えます。




韓国で成功した理由は
   ↓
李氏朝鮮時代、
当時、とても政治力の濃かった仏教が
李氏に嫌われて大弾圧され
仏教はまったく政治的権力を失いました。


そして残ったのは

●弱体化された仏教
●土着宗教
●呪術
●儒教


でしたが、
お金持ちや大地主のいわゆる支配階級、
両班(りゃんぱん)が信仰していた儒教は
その両班に日々搾取されていた
一般庶民から憎まれていました。




そんな絶好なタイミングの折り、
キリスト教宣教師が大量に入って来たため
一般庶民たちが先を争うように
キリスト教に改宗したのです。


韓国はそういう幸運に恵まれた面もあります。


また、韓国の仏教は日本以上に法事が多く
遠い親戚の家まで法事に行くのが当然
…という文化です。


忙しくてそれを嫌う人々も多いので

●物理的
●経済的

な理由も手伝い、
法事がほとんどないキリスト教
どんどん改宗していった。




というラッキーな背景もありました。


東アジアでは、
フィリピンに次ぐキリスト教国です。


「慰安婦、慰安婦」とうるさいのは
”ゆるし”の教えキリスト教以外の人々
~であることを願っています。


”ゆるし”も何も、
やってもない濡れぎぬに対し、
ゆるしてもらう必要もありませんが…。


以上にお話したことが
フィリピンや韓国にキリスト教が広まり
日本に広まらなかった原因なんです。

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